Kiduki-no-Column

気づきのコラム

どうして外構工事で失敗してしまうのでしょうか。

→それは建物に比べると外構に対する意識は低いからです。

特に新築でお家を建てる場合、皆さんお家に関しては意識が高く、様々な理想があるのですが、外構に関しては考えてらっしゃらない方も多く、外構工事については後回しにされがちです。

お家を建てた建築会社やハウスメーカーに勧められるままに、よくある無難なデザイン外構工事になってしまった。というお話もよく聞きます。また、予算の比重をお家に重く置けば、おのずと掛けられる費用も限られてきます。

さらに、コストを抑えることに主眼をおくと、どうしても、突貫工事や質の悪い工事になりがちです。

一度、作ってしまった外構を取り外すには解体費や運搬費が掛かります。

結果的に解体費や修繕費等でコストが掛かるのならば、初めから良い職人に依頼し、理想の外構を作っておくほうが、きっと生活の質は高まります。

 

次に、新築外構工事でよくある失敗をみていきましょう。

 

 

駐車スペースが使いにくい・駐輪場所が必要だった

→設計段階で入念な調査は絶対必要。

入居後、車を中型車や大型車に買い換えたら出入りできなくなった。子どもが自転車に乗るようになってから駐輪スペースがないことに気づいた。などの問題をよくお聞きします。

今だけではなく、将来の生活を想像することは必須です。毎日の生活のなかで、敷地内でどういった動きをするか、将来はどうなるか、などあらゆることをしっかり考える必要があります。お客様だけでなく施工業者も、お客様の将来のビジョンを引き出し、上手に図面に起こす必要があります。施工業者とお客様が未来を語る打ち合わせができていれば、このようなミスマッチは防げるはずです。

植物の手入れができなくなった

→生活時間で植栽のために確保できる時間や手間を試算する。

お家を象徴するシンボルツリーを植える家は多いですが、この1本のみならず、木や草花を「植える」ということはイコール「育つ」ことです。

緑が多いと自然豊かで庭として見た目も良くなりますが、どんどん成長して手に負えなくなり、結局抜いて処分したというお家もあります。

植栽には管理が必要です。植栽のお手入れに自信がない方や経験の浅い方は、手入れの楽な植栽を選べば問題は回避できます。

施工業者の中には、植物に対する知識が浅く、すぐ伸びる・手入れの大変な植木を提案する方もいます。植栽にこだわるのならば、植物に関し知識のある業者に頼むのが一番です。

 

雑草が生い茂ってしまった。

→防草シートや砕石などで対策しておく。

雑草は生命力が高いので、簡単に生い茂ります。

雑草が生えにくいように防草シートを敷いて、その上を砕石で仕上げることで対策することが多いです。防草シートや砕石は、自分で購入してDIYすることも可能です。

また、事前に雑草対策を見越して、砂利を敷く、タイル貼りにする。など対策可能です。

水道・コンセントの位置が合わない。

→事前にシュミレーションをし、あらかじめ作っておく。

外水栓やコンセントは建物の標準仕様に含まれていることが多いです。建物施工者と外構施工者が別の場合、外構の設計内容の確認をせずに、勝手に配置することもあります。外構の配置と水栓やコンセントの位置が食い違うと、使えない生活に支障をきたします。

そのため打ち合わせ段階で、どこで何を使うのかをしっかりシミュレーションしましょう。その上で、建物の施工業者と連携を取ることが必要になります。

雨で滑りやすいアプローチ

→素材選びの重要性。

折角、きれいなタイル貼り・石貼りの床材を使って美しく整えても、滑りやすければ危険な場所になります。特に、アプローチでの高齢者の転倒事故をきっかけにリフォーム依頼をされる方が増えています。濡れても滑りにくく、掃除がしやすい材質を選定することは必須です。水はけも考慮すべき項目です。

石貼り・タイル貼りはL+の得意分野の一つ。

もしも、最適な素材が何か分からずお困りでしたらぜひご相談ください。

  • L+では、お客様と徹底的に打ち合わせをし、お客様の潜在的な理想を引き出すお手伝いをしています。

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